テーブル旋回型5軸加工機 原点計算プログラム

本プログラムは、5軸加工での角度旋回後の原点を計算するマクロプログラムと同じ仕様をプログラム化したサンプルです。 (詳細は、「5軸の基本ーマクロで原点を設定する方法」をご参照ください。 )
角度旋回後の原点を計算することにより、旋回後の原点がどのあたりに来るかを把握 することが出来ます。 それによって、工具の突き出しを検討したり、XYZのストロー クオーバーなどのチェックの参考にもなります

 

 

オイラー(EULER)角、空間(SPATIAL)角、シミュレーションプログラム

5軸加工機等では傾斜面を加工する場合に様々な設定方法があります。
FANUC(ファナック)制御、Heidenhain(ハイデンハイン)制御、 Siemens(シーメンス)制御などによってこれらの設定方法は異なり、 この傾斜面加工を指令する方法として、オイラー角や空間角を利用した設定があります。

オイラー角を利用する場合にも(Z-X-Z)(Z-Y-Z)(Z-X-Y)など 色々と方法が異なります。

これらの角度は3つの角度を指令しますがこの角度と傾斜角、回転角は同じではあり ません。
ここでは、これらの3つの角度と傾斜角、回転角の動作例をアニメーションで紹介します。

 

【注意】 オイラー角、空間角は制御機によってタイプが違う場合もありますので、 実機で使用する場合は必ず確認してから御使用ください。

【参考】オイラー角、空間角を使ったプログラムには、FANUC(ファナック)制御では傾斜面加工指令、Heidenhain(ハイデンハイン)では PLANE SPATIAL、PLANE EULER、 Siemens(シーメンス)ではCYCLE800などがあります。